動画をご覧いただけたでしょうか？ご覧の通り、世界の痛み治療は飛躍的に進化しております。残念ながら「先進医療を誇る日本は、痛みという分野においては欧米諸国に比べてはるかに遅れているのが現状」と言われております。

『どんな痛みも、脳で感じています』　

ひどい肩こりでも、長引く腰痛でも、頑固な股関節や足の痛みでも、身体が感じているのではなく「脳」で感じています。お腹の痛みだって同じです。とくに腰痛、腰痛をはじめとする３か月以上長引く慢性的な痛みは、「からだ」だけの問題ではなく「脳」へのアプローチが欠かせないことが最先端の研究で明らかになっています。

『こころの状態が大きく影響している』

一見痛みとは全く関係のないような、対人関係や仕事・子育てにおける心理的な負担、また根拠に乏しい医療情報による痛みへ不安感や恐怖感など、「こころの状態」が「脳の痛みをコントロールする機能」に大きく関わっていることも明らかになっております。ですので、何度も繰り返す長引く痛みから抜け出すためには「体（筋骨格系）」だけをターゲットにして、「痛いのは体なんだ」と体ばかりにアプローチしているのでは不十分。「脳（こころ）」へのアプローチが不可欠なのです。

世界に目を向けてみると、これまでの「生物学的損傷モデル」から「生物・心理・社会的疼痛症候群」という「脳（こころ）」へのアプローチも含めた新しいモデルに転換し、実際に治療成績も再発予防率も飛躍的に向上しているという、そのような事実があるのです。

『じゃあ、どうすればいいの？』

私が痛みの勉強を始めた十数年前は「腰痛1600万人時代」と言われていました。2016年現在、「腰痛2800万人時代」と言われています。これだけ医学が進歩しゴッドハンドと呼ばれる方々がメディアに露出しているにもかかわらず、腰痛をはじめとする筋骨格系の痛みを訴える患者数は、年々増え続けているのが現状です。どうしてか？それは不適切な診断と治療に問題があると世界の研究者たちは指摘しております。何度も言いますが、骨関節系の「物理的・構造的な異常」に原因を求めてターゲットにしても、一時的に効果的なケースもあるが、じつは根本的な解決には至っていないということなのです。では、痛みの悪循環から抜け出すために、一体わたしたちに何ができるのでしょうか？ありがたいことに、回復・解決に本当に役立つ手法も分かってきているのです。

『認知行動療法と運動療法』

現段階で、強い科学的根拠に基づき有効であると言われているのが「認知行動療法」と「運動療法」です。痛みについて正しい情報を学ぶことや不安や恐怖に立ち向かいながら適度に身体を動かすことは、脳を訓練し痛みをコントロールすることに非常に有効であることが明らかになっているのです。

『ほんとうに良いものを！本当に効果的なものを！』

「どこに行ってもいまいち良くならない…」「もっと大きな病院でもっと詳しく検査をしないと原因が見つからないんだ！」「骨や関節、筋肉のどこかが傷んでいるはずだ！」そんな考えのもとドクターショッピングを繰り返していませんか？かねたバランス接骨院では、そのような痛みで苦しみつらい思いをされている方々に、「本当に良いものを、本当に効果的なものを届けたい！！」そのような思いのもと「痛みの認知行動療法」を提供させていただいております。縁あって、最先端の痛み治療を勉強させていただいているからこそ。私も妻も日々実践しその恩恵を受けつづけているからこそ。私たちにしかできないアプローチがここにあります。