怖れをやわらげ 真の幸せを味わう 唯一の方法は、
心に怖れがあることを認め、
その根源を深く見つめることです
~ ティク・ナット・ハン
重篤な病態を除いてしまえば
痛みの発症や、慢性化・再発には、こころ(脳)の状態が大きく関わっている ことが分かっています。
ですから
「どこが、どのように痛いんだ」とか、「この部分の関節がおかしいから…」「神経が圧迫されているから…」などと、
身体(症状・部位・組織)に固執せず、こころの状態に目を向けることが、回復を左右する大きなポイントになります。
ところが
「4)こころの取り扱い方」を知らないと、自分の弱さと上手に向き合えません。
得体の知れないものへの怖れを感じてしまいます。
で、結局
痛みを長引かせている負のパターンを直視できず、
「私にはそんなストレスはない!」と、見て見ぬふりをして、目を背けてしまったり…
また、
勇気をだして心と向き合ってみたはいいが、負の感情に取り込まれてしまい、ますます痛みがひどくなってしまったり…
一定の距離をとりながら、評価することなく、
ただただ穏やかに、こころの動きに気づいて眺められる。
そんな風に
「3)痛みの引き金になる心の状態・ストレスと向き合う」にも、やはり「4)こころの取り扱い方」が土台となってきます。
冒頭の名言にはつづきがあります。
最後に行きつくところは
「自分と向き合い乗り越える」こと
怖れから逃避しようとするのではなく、
気づきのなかにそれを招き入れ、
はっきりと深く見抜くのです。
そんな感じ(←あ、これは私の〆のひと言です)
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「目標という種に、栄養を与え続けよう!」
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