こんにちは金田です
今回は『どんな痛みでも、心の影響が関わっている』というお話です(´ー`)
急性の痛みだから、心理的な影響なんて関係ないでしょ?
と思われがちですが、それはちょっと違います。
どんな痛みでも脳で感知しています。
そして、心の状態によって脳の働きが変化しますから、
どんな痛みでも、心の影響は受けているわけです。
どんな痛みでも!?って
そうそう
骨折したとか銃で撃たれたとかであっても、
その時の「意識の向き方」とか「このケガをどう受け止めているか」なんかで痛みの感じ方は変わってきます。
皆さんも経験はあるはず
「いつの間に? 何かに夢中になっていてケガに気がつかなかった!」とか
何てことない擦り傷で、最初は何ともなかったはずなのに
「血が出ているのを見た途端に、急に痛みがヒドクなっちゃって、泣き出しちゃった」とか
ほんで、お母さんに抱きついて、ヨシヨシなんてしてもらっている間に、痛みが落ち着いちゃって泣き止んじゃう。とかね
そして中にはこんな経験をされた方もいるかもしれません
「そんなこと構っていられない!今は逃げなきゃ!とにかく誰かを助けなきゃ!!」って
後で気がついたら、すっごいケガしていたとか、骨折れてた。とか
意識(こころ・注意集中)が痛みやケガ意外のことに向くと
痛みもケガも気にならなくなっちゃう
逆に、ケガや痛みに注意(こころ)が向いちゃうとヒドク感じてしまう
わけです (これに関する詳しい話はまた後ほど)
でね、
よく誤解されていることがコチラ
心理的なものが原因で痛くなっているケースなの?
それとも
身体(筋肉とか関節・神経)が原因で痛くなっているケースなの?
という白か黒か2分類で考えてしまうこと。
改めて言いますね。
心理的要因が影響するのは
慢性の痛みだけではありません!!
筋骨格系や内臓などの身体が原因の痛みでも、急性の痛みでも、
その「痛みの感じ方」や「治療効果のあらわれ方」には、少なからず心理的なものが影響しています!
慢性の痛みは、とくに心理的な影響が「大きく関わっている」ということ。
患者さんもそうだけど、
治療にあたる方も
サポートするご家族さんも
ここを勘違いしちゃうと、ケアが充分に行きわたらなくなっちゃうかも~
以上
『どんな痛みにも、その感じ方や治療の効果には、心の状態が関わっている』
というお話でした。
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