こんにちは(*´▽`*)
いよいよ12月になりますね~
タイヤ交換は済みましたか?
大掃除の予定は大丈夫ですか?
クリスマスの…
忘年会は…
年越しの準備…
などなど言えばキリがないくらい、バタバタな月です♪
いつでもお気軽にお身体ケアにいらっしゃってくださいm(__)m
さて
先日、慢性の痛み研修会に参加してまいりました!
「ほとんどの椎間板ヘルニアは、痛みと無関係である」ということが、
世界中の大規模な痛み研究で分かっておりまして
そして、痛みをしっかりと学ばれている方にとっては、ごく当たり前のような情報だったりします。
久しぶりにリアル研修でグループディスカッションなどをしながら
「まだまだその事実を知らない医療者もいらっしゃるんだな~」と、ちょっと新鮮な気持ちを味わうことができました(*´▽`*)
それはさておき!
どうしても伝えておきたいことがあります!
知らないと、勉強不足な治療家に将来を壊されてしましますから、しっかりと覚えておいてほしい内容です!
◆◆◆◆◆◆◆◆
ちょっと前に、陸上を頑張られているお子様が、
トレーナーさんから「背骨の動き?並び?が良くないから、今のままでは将来腰痛になるかもしれない」と言われたらしいです…
これ!
な~んの医学根拠もないですから!!!!!
ホンッとに、こういう医学根拠の乏しい「不安」を煽る情報はやめてほしいです!
==世界の痛み研究を見てみよう!====
デンマークで行なわれた640名の小学生を対象とした
25年におよぶ前向きコホート研究。
成人の生涯有病率は84%だったものの、思春期における腰椎のX線上の変化は成人してからの腰痛発症リスクにならないことが判明。
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9012089/
========
要するに
「子供たちの画像上の変化では、将来腰痛になるかならないか分からない!」
「画像上、子供の背骨に何らかの変化が見つかっても、大人になってから腰痛発症しやすいこととは関係がない!」
これが事実なんですね~
かえって「背骨の形が悪いから、将来、腰痛になるよ」という、ネガティブな情報を子供たちの脳に受け付けることが、腰痛の発症リスクを高めちゃいます!
「私、腰痛になりやすいんだ」という呪いをかけることになりますので。
そういった意味では
たまに耳にする
「野球教室で行われている、小学生の肘の超音波検査をして、将来、肘の痛みや障害が起きやすいかどうかをチェックする…」
というのも、いかがなものか・・・と悩ましく思ってしまうわけです。
※)世界の痛み研究では、画像上の骨などの変化は、痛み症状とほとんど関係がない。ことが多数報告されていますからね
※)ましてや、3か月以上長引く「慢性痛」は、身体の異常よりも「脳の働きの異常」ですから。
ということで!
①長びく痛みからちゃ~んと抜け出したい!
②どうしてこんなに痛いのか、ちゃんと知りたい!
③痛がる家族に何かしてやれないか、ちゃんとしたアドバイスが欲しい!
なら、お気軽にご相談を!
金田良浩(かねた よしひろ)
柔道整復師/スポーツメンタルトレーナー/日本いたみ財団認定いたみマネジャー
こんなに小さかった子供たちも、もはや高校生・中学生…
そして私もお腹が出てきたな~(*´▽`*)