こんにちは(*´▽`*)! 痛みマニアのかねたです
皆様、お盆はいかが過ごされましたか?
かねた家は、恒例のBBQにはじまり、山に行ったり海に行ったり(もちろんお墓参りにもね)と、比較的アクティブな毎日を過ごしていました!
(台風接近中のお伊勢浜海水浴場)
(羽田神社の御神木 太郎坊・次郎坊杉)
改めて痛感したのは
「日頃、いかに体を動かしていないか」
「日頃、いかに日光を浴びたり、自然を感じる時間が不足していたか」
これからは、
意識的に、休日は短時間でもいいから「外に出て、お陽様の光を浴びて、風を感じながら、歩こう!」と。
現代人に不足しているもの、「花鳥風月とお日様」、そして「運動」ですね♪
【さて、本題です(=゚ω゚)ノ】
前回もお伝えした通り、
8月から秋ごろまでは、「こどものための接骨院 強化月間!」を打ち立ててみました
(前回の記事はコチラからご覧いただけます)
http://www.kaneta-balance.com/blog/2022/08/post-307-810201.html
(イラスト MIDUHO)
これをご覧いただいているパパさんママさん。
もし、お子様に「足が痛い!」「膝がいたい!」「腰が痛い!」なんて言われたら…
やっぱり心配になっちゃいますよね(´ー`)
だってわが子が一番可愛いですから~
でも、じつはその心配が、お子様の症状を長引かせている原因だとしたらどうでしょう?
【子供のほとんどの痛みは…】
明らかな外傷や炎症がないかぎり、スポーツを頑張るお子様の体の痛みは
「オーバーユース」と「心(脳)」が原因です。
つまり、
①オーバーユース:子供が持ち合わせている体力以上に、使いすぎたり、負荷をかけすぎたこと。
そして、
②心(脳):練習や試合における不安や心配、プレッシャー。また、ケガや症状に対する間違った思い込み。などの心理的なマイナスの影響
が大きく影響しているということ。
詳しいことは省略しますが、
とくに3か月以上、なかなか状態がスッキリ回復しないケース。いわゆる慢性症状なんかは、ほぼ心理的な影響ですからね(`・ω・´)ゞ
【いたみと注意・集中!】
痛みって面白いもので、学ぶほど「へぇ~」「まさか~」「ほんと~?」って
「そんなことが科学研究で明らかになってきたの?」って思わされることがたっくさん出てきます。
その不思議な性格にひとつに
・意識が症状に向くとヒドクなったり、長引いたりする。
・反対に、意識が別な方にそれると、回復がスムースになっていく。
というものがあります。
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「注意が痛みに向いている時は、痛みは増強し。痛みから注意をそらすことは、強力な鎮痛効果がある」
Benedetti F,et al.2011
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「注意・集中が、どこに向いているか?」
これがですね、私たちが思っているよりも遥かに大きな影響を与えているわけ。
我が家の子供たちも、バスケで頻繁に足首をねん挫してきました。
で、普通に歩いている時は、痛いからひきづって歩くわけですよ。
でも、遊びに夢中になったりすると、痛いことなんか忘れちゃって、普通に動かしちゃってたり(*´▽`*)
そういう状態ですね。
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さて、ここで質問!
皆さんちょっとイメージしてください。
自分の子供が「足が痛い」「膝がいたい」って言っているのに、遊びに夢中で走り回っていたら…
どんな気分になって、どんな行動をとります?
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もしここで
「大丈夫?」「痛くないの?」「足がひどくなっちゃうから、走るな!」なんて風に子供に言っちゃうタイプだったら…
お気を付けください
【大丈夫? ねぇ、大丈夫?】
こんなとき、私は痛みをちゃ~んと学んでいますから
「あ~、ちゃんと痛みを鎮める仕組みが働いているね♪」なんて思いながら眺めてます。
実際に、トレーナー活動をしている時も、ケガの応急処置をしたあと、その子が遊び始める様子まで観察してます。
そして
「あ、これは回復が早いケースだな」とか「痛みを怖がって、気にしちゃっているケースだな」とか
もしくは
「楽しそうに遊びに夢中になっているのに、ちゃんと痛がっているということは、今回はよほど酷いケガだったんだな」
なんて観察をしたりもします。
でもね、これ“痛みのことを、よく知らない”と、
「そんなに走って大丈夫?」
「大丈夫?足痛くないの?」
「やめなさい!足ケガしてるんだから!」
と、不安と心配から、すぐに言っちゃいます。
それを言われた子供は
一瞬で「足や痛みに、意識(注意・集中)が向いてしまいます」
覚えていますか?いたみの性格。
・痛みや患部に注意集中(意識)が向いていると、症状がひどくなり、回復が遅くなる(慢性化しやすくなる)
・反対に、いたみ以外のことに注意が向いていると、症状は軽減し、回復もスムースになる
そう!
子どものことを心配するあまり、何気なく、ついつい言葉にしてしまうあの一言が、
実は、回復を妨げている原因だったりするのですΣ(゚Д゚)!
「大丈夫?ねぇ、本当に大丈夫?」
これは、大人たちの「心配だ」「不安だ」「あせる」といった感情をスッキリさせるのには役立ちますが、
こどもの症状を解決するには役立ちませんからね(*´▽`*)
「じゃあどうしたらいいのさ!」そんな風に感じた方に、次回は「適切な対処法」を♬
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夫:柔道整復師/日本いたみ財団認定いたみマネージャー/スポーツメンタルアドバイザー/2018~2022横浜市立大学付属市民総合医療センター主催・福島県立医科大学疼痛医学講座主催・厚生労働省慢性疼痛診療研修会修了
妻:介護福祉士/フットケア・リフレクソロジーセラピスト