紀元前に生まれ生き抜いた中国の儒学者(思想家・哲学者)に荀子という方がいます。
その荀子の名言に
「その人を知りたければ、その友人を見よ」という名言が残されています。
とても素敵な言葉ですね。
シンプルなのに真髄をついています。
日本にも古来から「類は友を呼ぶ」という言葉があります
『同じ性質を持った者同士が寄り集まる』といった意味あいですが、これもシンプルながら核心をついている言葉ですね。
要するに
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運の悪い人は、運の悪い人と出会いつながっていく。
へんくつな人は、へんくつな人と波長が合い親しんでいく
心根の清らかな人は、心根の清らかな人と
山師は山師と出会い、そしてつながっていく ~『命の器』宮本輝より抜粋
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そんな感じです。
で、よくよく観察をしていますと
「いたみから抜け出せない人は、そういう人たちと出会い、お互いの傷をなめ合っていく」
そんな傾向が強いことに気がつきます。
痛みの悪循環から、なかなか抜け出せない人同士で集まって
「大変だよね~」「つらいよね~」「苦しいよね~」「何が悪かったんだろう?」「身体のどこにどんな異常が起きているの?」「誰も分かってくれないよね~」
「あ~、この人だけは分かってくれる」 「「「 だって私たち、腰痛持ちだもんね! 」」」 という自己暗示をかけあい慰め合いながら。
で、
結局何かっていうと。
現状から抜け出すためには、
自分自身がどんな性質を持ち合わせているのか?
を知ることが大切で、そのためには「セルフモニタリング(自己観察)」が大いに役に立ちます。
そして、自己観察の一つのやり方として。「自分の友人を見てみる」
自分自身がどんな人たち(どんな口ぐせ、どんな行動、どんな服装、どんな趣味、どんな状況に陥っている)とつながり、親しくしているのか?
を鏡のように見てみる。そんなこともひとつの手段となります。
そんなお話でした(´ー`)
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