「医療・健康情報を見極めて活用する力」のことを
ヘルスリテラシーといいます。
このヘルスリテラシーが低いと
・死亡率が上昇(Bostock S,et al,BMJ,2012)
・健康状態の悪化と死亡率の上昇(Berkman ND,et al,Ann Int Med,2011)
・医療の質低下、健康状態の悪化&救急搬送率&入院率&長期入院率が上昇(Editorial,Lancet,2009)
しちゃいます(;'∀')
情報に振り回されて、かえって不健康になっちゃいます。
不安や心配が膨れ上がり、扁桃体が興奮し、ストレスホルモンが身体中をめぐっちゃったりしますからね。
ので
痛みの回復のためにも
将来の健康的な人生を謳歌するためにも
できるだけ若いうちから
正しい情報を身につけて不安・心配・恐怖に振り回されないことが大切だよ~
とセミナーなどでも啓蒙させていただいております。
最近、このような情報を得る機会がありました。
「頭が痛くて、心配になって、MRIをとってもらった…」なんてご相談もたくさんいただきます
もっと早くに知っていれば、もっと違った角度から、もっとたくさんの方のお役に立てたのかもしれません。
何かのご参考になりましたら↓↓↓
両親が、脳梗塞、くも膜下出血をしているので、私の脳ドック受診の相談をかかりつけ医にしたところ、「受ける必要がない。問題が発覚したところでどうしようもない。」と言われましたが、実際はどうなんでしょうか?
第5回 脳ドックで脳動脈瘤が見つかったらどうする 手術か経過観察かどちらが正しい?
10ミリ以下の未破裂脳動脈瘤が破裂する確率は 0.14~3.19%
手術により手足に麻痺が生じるリスクは 1.9~12%
不安を募らせてしまうと、そちらの方が健康を害するのでは…