誤った知識には注意せよ それは無知よりも危険である
~ バーナード・ショー
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「結果、痛みや機能において実際の手術はプラセボと変わりがなく、
予後に関してはプラセボよりも悪かったという結果になりました。
サイエンスから見て、MRI画像所見と痛みとの関連性は低いと言われています」
アメリカのモズレイ医師らの研究です
2002年に発表され、
アメリカスポーツ医学会賞を受賞しているとっても有名なもの。
スポーツ選手のボディケアや、ひざの痛み治療に関わっている方なら、知らない人はいないはずです。
私も、10年ほど前にこの情報を学んだときには、
すごい衝撃を受け、すぐには信じ切れなかったのを覚えています。
でも、
これが事実。
「関節が変形してますね…」
「関節がすり減ってますね、なんなら関節ネズミが…」
たしかに、MRIなどの画像上はそうなんでしょうけどね~
それが痛みや症状の直接原因かといわれたら、、、ちょっと疑問がのこります。
こういう情報を知らないと
「関節の変形=痛み!」
という、古く誤った医学情報に振り回されてしまいます。
(セラピストが安易に言っちゃうと、患者さんを振り回すことにもなります)
関節の変形そのものは、それほど心配しなくてもいいんです。
それより怖いのは
「変形しているから痛い」という、心理的な呪いをかけてしまうこと。
かねたバランス接骨院は、
巨人たちの恩恵をいただきながら
正しい情報を活用して、呪いを解くセラピストでありたいと思います。
巨人たち = 世界中の科学者たちが、莫大な労力を費やして導き出してくれた事実・研究情報・その積み重ね。