やってますか~? セルフモニタリング
ということで、前回の続きです
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http://www.kaneta-balance.com/blog/2018/09/post-120-632186.html
前回、
痛みや患部のことばかり気にしている自分に気がついたら、④痛み、患部以外のことに意識を向けてみましょ なんてことをお伝えしてました。
そこで今日は「患部以外のことに意識を向けてみる」のお話をしてみたいと思います。
ポイントは
「一部のことに気をとられて、全体を忘れないようにね」です
いたみは、ともすると“強烈な信号として脳に突き刺さる”…感じになっちゃいます。
当たり前ですが、刺激が強いとそちらのほうにばかり意識が向いちゃって、視野が狭くなっちゃう。
そんなこと、よくありますよね。
たとえば
お店で楽しくお酒を飲んでいる時に、一人の見知らぬおじさんが大声を張り上げて店員さんに罵声を浴びせ、猛烈なクレームを浴びせている!
そんな場面に出くわしちゃったとします。
するとですね
おそらく多くの方は、その瞬間、そのクレーマーおじさんのほうにばかり意識がいっちゃって気をとられて、
周りで起きている出来事(どこで、誰が、何している)は目に入らなくなっているはずです。
だって、声デカいし、メチャメチャ不快ですもん。
ごくごく一部の強烈なクレーマーに意識が引っ張られて、周りが見えなくなっちゃう…
だし、いったんクレームが落ち着いたとしても
「あのクレームおじさん、まだいる…ま~た何かするんじゃないの」なんて、いつの間にか気にしちゃってたり…
そう!痛みだって同じ。
あれだけ不快な信号を強烈に浴びせ続けられたら、脳だってそっちにばっかり意識が向いちゃいます。
患部にばかり意識が向いちゃうと
普段は気にもとめない ほんのささいな痛み信号さえも、脳は鋭くキャッチしてしまいます。
そこで、今日のワークです。
ステップ1)思いつくかぎり 身体のパーツを書き出してみましょう!
例)
脳 顔 頭 鼻 口 耳 目 髪の毛 ほっぺ 舌 首スジ… 顏周辺だけも数え上げたらきりがないですね(笑)
右肩 右腕 右ひじ 右前腕 ミニ手首 右の手のひら、手の甲 各指… もう打ち込みがシンドクてミニになっちゃうくらいです。
左も同じ。 お尻 右脚・左脚(細かいところはもう省略しちゃいます)
おっと忘れちゃいけない内臓さんたち 心臓 肺 お腹 …
メチャクチャたっっっくさんありますね
書き出したらいったん観察です。
ステップ2)目を閉じてゆ~っくり呼吸をしながら、まずはリラックスしましょ
ステップ3)患部以外に思いを馳せてみる
あなたの患部はどこですか? 右肩? それとも腰? 股関節? ひざ? 昔の私のように「腰から左脚」なんて範囲が大きい人もいるかもしれませんね。
ので、今日は「腰から左脚」のケースをつかって
↓↓
ゆったりと呼吸をしながら、まずはお腹の動きに思いを馳せてみましょう。 呼吸するたびに、お腹が膨らんだり…へこんだり…
↓↓
そして、頭から順に。顔に力が入ってないかな~ 頭皮緊張してないかな~ 首スジ力入ってないかな~ あ~ちゃんと耳があるな~ 目もある 鼻も 唇もある
↓↓
右腕は? 余計なチカラ入ってないかな~ 左腕は? お腹は? 腰は? 背中は? お尻は? 右の脚はどうかな?
↓↓
心臓がちゃ~んと動いてくれている感じ 肺はちゃんと働いてくれている… お腹も無事に動いてくれている
なにか気がつくことはありましたか?
全体から見るとごく数%の ほんの僅かな「できないこと 間違えたこと 足りないこと 痛いこと 不快なこと」に気をとられると
全体の90%以上 その大部分を占める「出来ていること これまでやってこれたこと もうすでに持っているコト 健康なコト ハッピーなこと」が見えなくなっちゃいます。
『患部→ 痛くない健康な部分 →全体へ意識を向ける』
そんな練習をしてみるのもアリかもしれませんね(*'▽')
全体を見渡せてますか?
かねたバランス接骨院 金田ヨシヒロでした
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