かねたバランスの
痛みの認知行動療法は「現状を明らかにする」ことからはじまります。
認知行動療法の基本モデル(下図は一例です)をつかって、自分にどんな事が起きているのか?どんな悪循環にハマっちゃってるのかを明らかにしていくわけ。
丁寧に取り組んでみるといいですよ(´ー`)
どんなループにハマっているのか? 自分でも気がついていないケースがほとんどですから。
お話を聴きながら、
・そのときどんなことを考えたのか?(どう受け止めたのか?認知)とか
・どんな気分になったのか?
・それからどんな対処をしたのか?(行動)
などなど、このモデルに基づきながら
丁寧に聴き取って、紙に書き出していくわけですが…
ひと通りお伺いして書き出したところで
「お話してみてどうです?」って、書き出された内容をご覧になっていただくとね
「…あ、わたし痛みのことばっかり話してますね…」とか
「でも、だって、そうはいうけど…って、つらいこと、できないことばかりですね」なんて
ご自分で気がつかれる方もいらっしゃいます。
ここがポイント!
↓
「自分の現状に、自分で気がつく!」
現状に気がついていないと、自分の考えのクセや感情に振り回されてしまうだけ。
同じパターンを繰り返してしまうだけでは、結果は何も変わりません。
自分が普段どんなことを考え、どんなことを訴え続けているのか?
書き出すことによって「目で見えるかたち」になります。
だから、試してほしいことはこのステップ
① 自分がいまどんなことを考え、どんな気分か、観察して書き出す
② ①のときに、身体はどんな反応をしているのか?観察して書き出す
③ そのとき、いつもどういう行動をとっているのか?観察して書き出す
だいたいこれで、自分の普段のパターンに気がつくことができると思います。
繰り返し取り組んでいくと
「あ、今、自分、〇〇ことばかり気にしてる」「あ、いま、〇〇に意識が向いている!」「私、いま、痛みのことばかり話している!」
ことに気がつくようになってきます。
そして、もし「痛みのことや、患部のことばかり、気にしている自分。意識が向いている自分」に気がついたら
そしたらその後はこうです。
④ 痛み、患部、以外のことに意識を広げてみる!
さ、いきなり言われても急にはできないもの。
まずは①②③の繰り返しトレーニングです。
やり方が分からない時はいつでもお手伝いしましょう!
「現状を明らかにする」=自分のクセ、パターンに気づく
これだけでも大きな大きな前進につながりますよ(´ー`)
それでは
来週は④の対処法について、投稿してみたいと思いますm(__)m
仙台慢性の痛み研究会
かねたバランス接骨院 金田ヨシヒロでした
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長引く痛みから抜け出すために
かねたバランスの「トリガーポイント徒手療法」と「痛みの認知行動療法」がお役にたてるかも!!!
まずは「現状を明らかにする作業」だけでも一緒に取り組んでみませんか?
ご相談は「問い合わせメール」からお気軽にどうぞm(__)m