大寒波ですね~
当院のトイレの水道も
ガッチリ凍り付いちゃいました(笑)
ナントカ溶かそうと、大家さんが踏ん張ってくれています
ありがたい(´人`)
さてさて
今日は寒波なのに
暑苦しい投稿ですよ~
って、いつも暑苦しですかね(*'▽')
さて
わたくし、痛みの勉強を本格的に始めてから、十数年たちますかね
最初は「痛みの神経生理学」からスタートしたわけですが
どんどん勉強をするにつれて
いつの間にか
脳科学や心理学やらに
どっぷりとハマっております
おかげでマッタク新しい世界を見ることも出来ておりますが。
それはさておき
どうして脳とか心理かって?
毎回言いますけど
「本当にその症状を何とかしたいのなら、
こころの側面、脳へのアプローチは
欠かすことができないから」です
「認知行動療法」と「運動療法」
これ
本っっっ当に治りたいなら 『必要不可欠』ですから
それが科学的に明らかになっているわけですから
必然的に
真剣に患者さんの回復を望んだら
脳科学とか心理学の勉強もしちゃうわけです
と
今までは「目の前の患者さんのため!」だったのですが
この半年くらい
もうひとつレベルアップした視点で
痛み治療を見るようになってきました。
どういうことかと言いますとね
↓
「このまま効果のない、費用だけがかさむ検査や治療を重ねていくと
2025年に現状の医療保険制度は破綻します!」
Σ(゚Д゚)
という現状があるからです。
いま日本はそういう状況に陥っているんです。
つまり
これから高齢になる方
それを支える私たち世代の負担
そして私たちのこども世代に
その大きな赤字負担がのしかかってくるのです!!
今のまま変わらなければ確実にそうなります。
その大きな要因のひとつが
『腰痛・肩こり・ひざなどの関節痛…
根拠に乏しい、効果のはっきりしない「筋骨格系のイタミ」検査や治療を行っている』
のが現状だからです
こんなにも医学が進歩しているのに
日本では「腰痛・肩こり」の患者数は増え続けている
それは不適切な診断と治療が横行しているから
と世界の専門家たちが指摘しているのです。
でね
世界を見渡してみるとね
ちゃ~んと治療成績・実績をあげて
患者数が減少している国もあるわけです
実際に
オーストラリアをはじめとする欧米諸国では
最先端のガイドラインにそって、効果・実績をあげております
「正しい知識を入手し
現段階でもっとも効果的とされる
最先端のガイドラインに沿った
治療プログラムを 医療側が提供すること
また
患者側もそのようなプログラムに参加し、実践すること」
これが
長引く痛みで苦しむことから解放される
現時点でもっとも有効な手段なわけですね
そして
その続きがあるわけですよ
(むしろ、最近のぼくはこちらの方を何とかしなきゃいけないんじゃね?
という強い想いに駆られています)
真に効果的な治療プログラムを展開する
⇒ 具体的には強い科学的根拠に基づいた最先端のガイドラインにそったプログラムを提供する
⇒ 治癒率も再発予防率もアップし、患者さんもよろこぶ!
⇒ 患者数が減少する!
⇒ ひいては無駄な検査や投薬・治療など、医療費を抑えることにつながる
⇒ わたしたち世代 わたしたちの子ども世代 の負担が軽減される
最先端の痛み治療プログラムって
これを実現するための
有効な具体案なわけですよ
ただ単に
「ウチ いい治療法がありますよ~」
とか
「私の治療の方がすごいんだよ~」
とか
そんなチンケな主張をしているわけではないのです
一人一人が
「強い根拠に基づいた医療情報を手に入れること!
それに基づいた有効な治療法を選択すること!
そのような意識を高めていくこと」
これこそが
自分のためにも
自分のこどもたちのためにも大いに役立つ!
そういうことが
世界中の研究で明らかになっているわけです
だからね
「いまいち、信じ切れない」とか
「わしゃ身体が痛いんだから、ストレスとか脳とか関係なくって、からだのどこが悪いんじゃ?」とか
「一時的に快適だから、からだのアプローチだけでいいわ~」みたいな
ことを言われましても
愚直に
正しいものは正しい
本当にいいから勧める
これを続けていく次第でございます
ほんの少~しでも
ご理解いただけますと幸いです。
長文
最後までご覧いただきまして
本当にありがとうございましたm(__)m