『試してみたら失敗した。それがどうしたというのだ。もう一度試せ。もう一度失敗し、よりよく失敗するのだ』
---サミュエル・ベケット
「本当はやりたいけど できない」
「本当はしたくないけど やらなければいけない」
こんな会話を聞くときがあります
多々(笑)
「本当にやりたくないなら やめたらいいんじゃないかな」
「本当にやりたいなら やってみたらいいんじゃないかな」
なんて思いますが
必ず!と言っていいほど
「そんなことをしたら周りに迷惑がかかるから…」
「やらなかったら生活できなくなるから…」
「他者が協力してくれないから…」
「自分にはまだそんな力がないから…」
なんて、理由が返ってきます。
でもね、よ~~~く考えてみてください。
「迷惑をかけるよりは… (〇〇を続けていた方がいいと思って、自分で〇〇する方を選んで決めている)」
「生活できなったら… (困るのが嫌だから 〇〇をせずに、××をする方を選んで決めている)」
のようにね
全部『自分で選んで決めている』んですよね。
『自己決定性』といいます
過去や環境の影響は確かにあると思います「影響因子」として
でもね
「いまこの瞬間からどうするか?」という決定する権利「決定因子」はじつは自分にあるんです。
人生のウソとか 自己決定とか 全部自分が決めていることだなんて、突き放すような冷たい考えだ!
と思われる人もいるかもしれません。
でも、ぼくはそうは思いません。
過去がそうだったから、これからもきっとそうだろう。
小さい時のあの影響があったから、これからもそのままだろう。
そんな過去や環境の影響で自分が決められてしまっているんだ…という考え方より
影響は影響として受け止めながらも
それでもなお「今からでも自分の人生は自分で選んで変えていける!!」という方が
断っっっ然、希望もあって勇気が湧いてくる考え方じゃないかな~と思いますし、こっちの方が僕は大好きです。
「痛いけど、痛いからこそ(こんなことをできる自分になりたいから)、今の自分にできることから始めてみよう」というスタンス
「痛いから、やりたいけどできない…」というスタンス
「え!そうなの?新しい痛みの考え方ってそうなんですね」と心理的な因子が深く関わっていることを受け入れるスタンス
「いや~、かねたが言うことは分かるけど…」と聞く耳も持たず受け入れないスタンス
私のつたない臨床経験上でも、その後の回復の過程に大きな差が出ています
皆さんは
「どんなスタンスを選んで決めていきたいですか?」
「そして、それは回復するために役にたつものですか?」
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そして実は最初っから
「〇〇したい(〇〇を選びたい)」「××しない(××は選ばない)」という目的があったりもするわけです。
人生のウソ
自己決定性
痛い自分でいることを選ぶことの目的
ちょっと気になるわ~
続きを聞きたいわ~
もっと深く学んでみたいな~
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