かねたバランス接骨院ブログ

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2017.09.27更新

こんにちは!かねたです

 

いつもご覧いただきありがとうございますm(__)m

 

さて、今回は治るために役立つワザ?コツ?として

「変化を怖がらない」というお話をしてみます。

 

「変化を怖がらない」というより、

怖がりながらでも不安を感じながらでもいいので、

「怖いな~」「不安だな~」と自覚しながらも「いつもと違った行動にチャレンジしてみる」といった方が適切でしょうか。

 

 

とくに3か月以上長引く痛みは、身体だけ患部だけの問題ではなく、

心やその状態と密接に関わる脳の機能なども深~く関わっています。

そして、従来の身体だけアプローチよりも、こころと脳のリハビリアプローチをした方が、治癒率も再発予防率もはるかに優れている。

そんなことが、最先端の研究で医学的にも脳科学的にも明らかになっています。

 

そこで「認知行動療法」という心理療法が

「現段階でもっとも有効である」とか

「今まであきらめていた患者さんを元に戻せるかもしれない、近来にない新たな可能性を秘めている治療法」として

世界中で注目を集めているわけです。

 

 

さて、その認知行動療法。

当院でも対応させていただいているのですが、

取り組み始めてから速やかに効果が出てくる人もいれば、

7~8回目くらいからジワジワ~と効果が現れてくる方もいらっしゃいます。

面白いことに、一回目のセッションで「なんか安心したら、すっかり良くなりました」なんて神がかり的に改善する人も少なくはないのも事実です。

 

ところが、中にはいまいち効果が出ない方もいらっしゃるのも事実です。

 

 

でね、この速やかに改善に向かう人と、なかなか改善しにくい人の違いって何なのかな~?って

気になりますよね?

 

いったい何が違うのかな~と振り返ってみますと、

その傾向のひとつに「あるクチグセ」が共通していることに気が付くわけです。

 

そう!

改善しにくい人に共通して聞かれるのは

「そうは言うけど」「でも」「だって」「どうせ…(…やっても)(…私なんて)」という口グセ。

 

「脳の機能が痛みに関わっている… 痛みに対する考え方を変えていくことで… 金田君はそう言うけど…」

「世界の質の高い研究で明らかになっている… 言っていることは何となく分かるけど、でも、イマイチ納得できない…」

「言われた通りやってみようとは思ったけど…」

「かねた君はそうは言うけど、でも、なかなかできないんだよね~。」

「それ前に1回やってみたけど、その時は効果もよく分からなかったし、今回もやったってどうせ変わらないだろうし…」

 

こんな感じです。

 

これね…本当にもったいないな~と思います。

 

せっかく「治るために役立つ技術・習慣作り」としてサポートさせていただくのですが

 

何度かアプローチしてみても

「そうは言う「けど」」「でもね~」という口ぐせを修正する気がなかったら、

さすがのセラピストさんだって「アドバイスしても、結局意味がないからあとは深く関わらないようにしましょ」となります

 

その方の存在が弾かれていっちゃうわけですから、治るために本当に役に立つ、適切なサポートが受けられなくなってしまいます。

 

(僕は優しいので、ご本人が気づくまで、その方のストーリーに併せて別なアプローチで付き合いますけどね(笑))

 

そればかりか、

そもそも「でも」「だって」を繰り返していると

結局は、今日やっていることと明日やることに、何の変わり映えもなくなってしまいます。

 

「でもね」「だって」を繰り返しながら毎日変わらないいつもと同じ行動をとっていも、

1週間後も1年後も「なんか色々と頑張った気はするけど、結局1年前と変わらないな~」なんてことになります。

 

「でも、だって、どうせ」は

今まで通りの「改善という望ましい結果が出せていない自分の信念とそれに基づいた行動」を繰り返すだけですからね。

 

 

治りたくて来ていて

現段階でもっとも有効とされる、治るために役に立つサポートに対して

自らNOを出してしまう

「とっっっても残念な口癖だな~」と思ってしまうわけです。

  

もちろん中にはカウンセリングの途中で

「あ!「けど」「だって」っていう破局的に受け止める癖が出てる!」

「これは、治るために役立ちそうにない!」

って気が付いて、軌道修正される方もいらっしゃいます。

が、

何度アプローチさせていただいても、同じ所ばっかりグルグル、グルグルしている人(悪循環から抜け出せないでいる)は

自分にはそういうクセ、パターンがあるということさえ気が付かないものです。

 

 

「じゃあ、どうすればいいのさ?」

と聞かれましたら、私の提案はこうです。

 

まずは「気づく!」

ステップ1は「自分のクチグセに気づきましょ!」です

 

一日を振りかえって、職場での会話の中で、家庭での会話の中で、治療中の会話の中で、

「でも」「だって」「そうは言うけど」「どうせ…」

そんな心のつぶやきに、口ぐせに気が付いたらチャンスです!

「あーっ!!自分いま、でもだって思考出たーっっっ!」って気が付くことができます

 

 

気が付いたらね

次のステップはこうです

「不安だな~」「怖いな~」って思いながらでいいので、役立つ行動を実践してみたらいいんです。

 

誰もできないことまで頑張ってやれとは言っていません。

痛いからこそ!

不安だからこそ!

今の自分にでもできること

現状で確実に行えること

に取り組んでみるわけです。 

 

そして

「これくらいならできるんだな」

「こういうやり方ならできるんだな」と

まあ、今現状で、できることから取り組むわけですから、できて当たり前ですけどね

そういうことを確認していくわけです。

 

 

実践するうえでのポイントはこんな感じでしょうか。

 

リハビリトレーニングですので、もちろん一回ですぐに習得!は期待できないかもしれません。

筋トレと同じですよ

今日筋トレしたから、明日ムキムキ!なんてことはないですからね。

いきなり成果を出そうと焦らずにm(__)m

 

また、

昨日筋トレしたら、今日筋肉痛になった!嫌だからもうやめた… 

これももったいないです。

「昨日、あのやり方をしたらイマイチだった…からこそ!」

やり方を変えて、負荷を変えて、ペースを修正して

今の自分に確実にできるところからやり直してみましょう!

 

痛みをコントロールする技術は、こうして身につけていきます。

コツコツ継続して、数週間後に「いつもと違った結果」が見えてくるわけです。

 

 

「そうは言うけど」「でも」「だって」「どうせ」 

自分の信念を崩される感じがして怖い…

違う意見を認めて受け入れるのが不安…

余計にひどくなるんじゃないか、という破局的な思考が働いて怖い…

これは治るために役立つ考えと行動でしょうか?

 

「治療に通う目的は何ですか?」

「良くなるために役立つ考え方と行動とはどんなものですか?」

 

長引く痛みから抜け出す、ちょっとしたヒント、ワザ、コツの投稿でした

 

今回も

長文乱文(;´・ω・)

ご覧いただきましてありがとうございました(^◇^)!!!

 

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長引く腰痛 慢性的な関節の痛みに

かねたバランスの トリガーポイント徒手療法と痛みの認知行動療法がお役に立てるかもしれません。

気になる方、本気で取り組んでみたい方、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

投稿者: かねたバランス接骨院


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