こんにちは!かねたです
お待たせいたしました(^^)/
って、誰が待っていたんだ?って話になりますが。
先日、患者さんと医療情報の見極め方について「ブログで投稿しますので何かの参考にしてくださいね」というお話をしていたのですが、
それから数日、ビックリするぐらい同じようなご質問が増えてきました
ので遅くなりましたが情報発信です。
「いろんな先生がいろんなこと言うからね」
「テレビ見てると、あれもいい、これもいい、これが原因で、これが効く…って、たくさんありすぎてどれが本当か分からない」
そんな疑問をお持ちの方が、たくさんいらっしゃるのだろうと推測されます。
さて、では結論から。
①「動物実験」や「個人の感想」「症例報告」程度のことは参考くらいに聞き流しちゃってください(下の図1をご活用ください)
②少なくとも「比較研究」されている情報を信用してください(下の図2をご活用ください)
どういうこっちゃと言いますと。
科学的根拠のことを「エビデンス」といいます
そして、現代の医療は、その科学的根拠(エビデンス)に基づいた医療を提供しましょう!というのがベースになっています。
EBM(Evidence Based Medicine)なんて言われております
図1 エビデンスピラミッド
これが科学的根拠(エビデンス)の「信頼度の高さ」「根拠の強さ」を表しております。
ぼくが習ったときは、医療分野においては「少なくとも1つ以上の比較研究(レベル2)から導き出されたもの」がエビデンスとして取り扱われている。
なんて教えていただいた記憶があります(うろ覚えでスイマセン。あまり参考になさらずに)
ですので、テレビや雑誌でいくら〇〇大学の名誉教授なんていう権威のある人が「こうだ!」と言っていたとしても
それはレベル6「専門家の意見」程度のレベルでございます。
また、「うちの〇〇病院で、3000例もの症例から導き出した結果だ!」なんて言われても、「あ、〇〇病院さんでは、そうなんですね」くらいにとどめておきましょう(^^♪ レベル5「症例報告」ですからね
ましてや「ラットにこれを行ったら、こんな結果が出た!」なんてのは「ふ~ん」ってな感じですね(笑)
以前、同業者の広告で「結果こそがエビデンス!」と強く謳っているいる広告を見かけましたが、「あ~、この人そもそもEBMのこと知らない人なんだろうな~」と思っちゃったこともあります(ここ笑うとこです)
さあ、これを踏まえたうえで次の図2です
すごくシンプルにまとめられていますね~!!
テレビや雑誌、そしてインターネットで
たっっっくさんの情報が、簡単に手に入ってしまう現代だからこそ
医療情報を見極める力(ヘルスリテラシー)は鍛えておいた方が断っっっ然オトクです
どうしてかって?
ヘルスリテラシーが低く、何でも鵜呑みにしちゃうとね…
ヘルスリテラシーが低く、振り回されちゃう人はね…
健康状態の悪化と死亡率が上昇しちゃうからΣ(゚Д゚)
(ヘルスリテラシーと健康状態に関する「システマティックレビュー」レベル1 Berkman ND.et al,Ann Int Med,2011)
玉石混合の医療情報が飛び交う世の中です
自分の健康を守るためにも、大切なご家族の健康を守るためにも
図2のようなチャートをご活用くださいませm(__)m
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かねたバランス接骨院では「強い根拠に基づいた情報」の提供を心がけております。
あいまいな情報や誤った情報は、不安と恐怖を生み出し、症状の悪化や慢性化を引き起こしてしまいます。
「強い根拠に基づいた情報」を活用して、安心と勇気を生み出すこと!
これが「最先端のプログラムであり患者さんにとって(現段階で)真に有益なアプローチです!」から
あなたの長引く腰痛、頑固な関節痛に
トリガーポイント徒手療法と認知行動療法がお役に立てるかもしれませんよ