こんにちは、かねたです!
きのうは「痛みの認知行動療法セミナー セラピスト初級」 第2回目の開催でした(^○^)!(全5回シリーズ)
セラピスト対象は今回が初開催なので
正直まだまだ体系化はされていませんが、「今できること」を精一杯お伝えしております
参加していただけることに、本当にありがたいな~、って毎回思う次第です。
さて
慢性疼痛に対する認知行動療法は、「セラピストにやってもらう」「治してもらう」という、いわゆる「受け身の治療」ではありません。
セラピストのサポートを得ながら、患者さん自らが「痛みに対する考え方」と「治るために適切な行動」を習得していく「攻めの治療」です
ですから
怖がりながらも、不安を感じながらも、嫌だな~って気分を感じながらも、望む自分に近づくために「役に立つ行動パターン」にちょっとずつ変えていく練習が大切になります。
例えていえば、インストラクターさんにサポートしてもらいながら、水泳とかを習得していく感じ。
「泳げるようになりたい!」って口では言いながら
怖いから、嫌だからって、水(プール)にも入らないでいたら、泳ぎなんて習得できないですし、
泳ぎ方を本で読んだり、テレビで見たり、セミナーで人が泳いでいるところを何度見てきたって、
本人が実際に行動しなければいつまでも習得できませんからね。
まあ、こんな感じ↓↓↓
『不快な感情 → 不快な感情に振り回されて行動をする → いつもと同じ結果(悪循環から抜け出せない)』
というパターンに気が付いたのなら
『不快な感情 → !! → 不快な感情を認めつつ、いつもと違った行動、治るために役立つ行動にちょっとだけチャレンジ → ちょっとだけ、いつもと違った結果 → 今までの思い込みがちょっと和らぐ 』
この、悪循環から抜け出すパターンに変えていきましょう!
↑↑↑ってな感じ。
でもね、ここで大切なのが、サポート役のセラピスト自身が自分のためにこの技術を使いこなせているかどうか。
肝心のサポートをするセラピスト自身が、セルフモニタリング(自己観察)やら、行動変容やら、ストレスマネジメントやら… 認知行動療法を自分のために使いこなせていないと、適切なサポートができないのが現状なんです。
ということで、残すところあと3回!!
今回ご参加の皆さんには、どんどん先に進んでもらえるように!がんばりますよ(^○^)
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年内にもう1回「初級講座」を開催します。
「本当は参加してみたかった!」 「なんか興味があるな~」 「ちょっとだけ踏み込んでみたいな~」
そんな気持ちがちょっとでもある方、いつでもご連絡くださいね!
次回開催ぜひお楽しみにm(__)m