こんにちは かねたです!
いつもご覧いただきありがとうございます
とにかく妊婦さんはスゴイです!
2人分ですからね、2人分。
私なんかは、自分のことだけでもいっぱいいっぱいですから、ほんっとうにスゴイな~と思います。
ましてや、上の子の面倒、パパさんの面倒、なんてことも考えたら、2人分どころじゃないのかもしれませんね。
からだにもこころにもたっくさん負担がかかりながらも、がんばっています。
さて、今回は里帰り出産で、東京から一時的にお越しの方のご紹介です。
2月5日が予定日らしいので、もう間もなくでしょうね。
こっちまでウキウキ、ワクワクしてきますヽ(^o^)丿
来院当初は「骨盤の歪み」を心配されていました。
でも、大丈夫ですよ♪
歪みと痛みは関係がないってことは、かなり前から、たくさんの質の高い研究で明らかになっていますからね(^o^)!
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【どうして? その1】
健康な人200名 急性腰痛200名 慢性腰痛200名 のファーガソンアングル(腰椎前弯の角度)を比較した結果。
どのグループにも差は認められない。
医師は腰椎の前腕に関して、不安にさせるようなコメントをしてはならない (Hannson T . et al Spine , 1985)
要するに「腰が反りすぎでいるから」というのは、実は痛みとは関係がなかったんですよ~。ってこと
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【どうして? その2】
腰痛発症後1年以内の腰痛患者144名と健康な人138名の、骨盤の歪みと下肢長差を厳密に測定した結果。
どのような臨床的意義においても、骨盤の非対称性と腰痛に関係性はない。 (Levangle PK , Spine 1999)
はい、関係がないんです。
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【どうして? その3】
妊婦54名と非妊婦41名の、腰部椎間板をMRIで比較した結果、
椎間板異常は、妊婦群で53%、非妊婦群で54%、
椎間板ヘルニアは妊婦群で9%、非妊婦群で10%、
椎間板膨隆は、両群とも44%と
どちらも差がなかったことから、妊娠は安全。 http://1.usa.gov/luz28A
妊娠したから気になってきますが、じつは妊娠していなくても同じ割合で椎間板の変形異常はあるものなんです。
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それよりも
妊娠中の「不安」や「イライラ」
「歪んでるんじゃないかな~」という心配からくるネガティブな感情のほうが、痛みと深く関わっていますからね
お母さんのネガティブな感情は、ストレスホルモンコルチゾールを分泌させ、お腹のこどもにも影響を与えてしまうかもしれません。
反対に
「心地よいな~」という感覚
「手で触れられる」という触圧覚刺激は、
交感神経の興奮をゆるめ、筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善し、
また、コルチゾールの分泌を抑え、ハッピーホルモン「オキシトシン」が分泌されますからね(´ー`)
お母さんがハッピーなら、お腹のなかまでハッピー!です
最後までお読みいただきありがとうございました!
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妊婦さんや、産後の、腰や骨盤周囲の痛み
妊娠中や産後育児の不安やイライラの解消に。
かねたバランスの
徒手筋膜療法(手で筋肉筋膜のこわばりをゆるめていく)
痛みの認知行動療法(痛みの引き金になっているストレスを解消していくカウンセリング)
がお役に立てるかもしれませんよ
ガマンせずに まずはご相談だけでもどうぞ !